子どもたちの笑顔に感動!!-カンボジアでの孤児院の子どもたちとのふれあい・日本語交流-
スポーツ経営学科4年 大山翔輝さん(皇學館高校出身)
―――大山さんは、カンボジアでボランティア活動に参加されたそうですね。活動に参加しようと思ったきっかけは何ですか?

前々から海外ボランティアに興味があり、大学生活で何かしたいと思ったことがきっかけです。また、教員志望であり、世界の子供たちの教育や暮らしの実態を実際の目で見て、足で地を踏み、手で触れたいと思い、このボランティアに参加しました。3月25日~4月1日までの期間、活動に参加しました。
私自身、初海外という事もあるせいか、両親や周りの人々には、「なぜ?初海外がカンボジア?なの」「カンボジアみたいな治安の悪い国、危ない!」「ひったくり、窃盗、犯罪、薬物が頻繁に事件ある国でしょ?」と反対されていました。正直私も治安面で少し心配していました。
しかし、実際にカンボジアに到着し、街を歩いていると、現地の人々は本当に明るくて、笑顔で出迎えてくれました。挨拶や冗談を言い、手を振り返してくれたり、その他にも、落とした時計を「落としましたよ」と拾ってくれたり、道を尋ねたら案内してくれて、お店の人に交渉してくれたり、本当に優しい人の集まりと感じました。
ぼくは世界の貧困の国、発展途上国を見たいという強い気持ちがありました。そのため、実際にカンボジアの首都シェンムリアップやスラム街を歩き回ってみると、確かに日本に比べるとゴミが散乱していたり、裸足で歩いていたりしていますが、貧富の差はあまり感じませんでした。今回このボランティアで「百聞は一見にしかず」とはこのことだと肌で感じることができました。
―――ボランティアでは、どんな活動をされたのですか?

主に、スナーダイ・クマエ孤児院の子供たちとのふれあい・日本語交流です。
内容は日本の歌・ダンスの紹介・劇・ファッションショーの発表・サッカー・鬼ごっこ・大縄跳び・折り紙・お絵かき・ハヤシライス作りです。子供たちに披露するため出し物を考え、作成し、練習する。時には、深夜を越えることもありました。しかし、その陰の部分ではハードでしたが、一生懸命やったあとは充実感がありました。交流の最終日にはお別れ会を開いていただき、涙…涙のお別れ会でした。子供たちとの交流は笑顔が尽きない毎日でした。
また、多くの施設・遺産観光も活動内容にありました。
内容は世界遺産アンコールワット見学、アンコールトム(バイヨン寺院、南大門)、トンレサップ湖(水上で暮らす人々)の見学、アキラ地雷博物館、シルクファームにて伝統工芸の見学、レストランでカンボジアの伝統芸能鑑賞、カンボジアの伝統芸能の学校見学です。
その他にも、カンボジアの子ども達と交流する前に、カンボジアの歴史の勉強もありました。
―――今回の活動で一番心に残ったことは何ですか?

孤児院の子ども達の笑顔です。孤児院で生活する子ども達には、想像を絶する辛い過去を経験している子が多くいます。孤児院に来たばかりの頃は、笑顔1つ無く、むしろ大人に対して怖がったり、一言を話さない子もいたそうです。中には、耳が不自由との理由から、物置で監禁されていたという事も聞きました。今では孤児院の子ども達、みんな溢れんばかりの笑顔で、何をするにも一生懸命『1日1日を大切に』日々を送っています。
時折、子どもの笑顔を見て、ハッと気付かされる時もありました。
今回カンボジアで多くの現地で働く人と仲良くなりました。まずは、今回の宿泊施設の受け付けのアルバイトとして働いていた大学生と仲良くなりました。彼は、大学で経営学を学び、学校が終わると生活するため深夜2時までアルバイトをしています。クメール語(母国語)を話し、独学で英語、日本語、フランス語を習得しているので、彼を心から尊敬の目で見ていました。
日本はカンボジアに比べると、勉強環境も整っていて、「学ぼうという意欲があれば学べる」のが日本です。しかし、カンボジアの多くの子どもは「学びたくても学べない」のが現状です。同じ学生である自分がいかに情けないのか痛感させられました。
今回の海外ボランティアで多くの事に気付かされ、多くの人々に出逢い、最高の仲間に出逢う事が出来ました。そして、最後背中を押してくれた両親に感謝の一言です。
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