「和太鼓コラボ ――皆で作り上げていく連帯感に魅せられて」
経営学部スポーツ経営学科2年 鷲見 明日香さん
―――鷲見さんは、太鼓がかなりの腕前だと聞いていますが
小学校5年生の時から、岐阜早田太鼓の会に所属して練習してきました。現在は、そこで副指導部長を務め、新しく入会したメンバーにマンツーマンで指導にあたっています。
3年前には、青少年のリーダーとして多年にわたり太鼓の指導にあたり団体の発展に貢献したとして、岐阜市長さんから表彰状をいただきました。
―――あなたが所属する早田太鼓の会を紹介してください。
岐阜市の早田町住民を中心として、地域における大人と子どものコミュニケーションづくりを目的に、20年まえに発足しました。岐阜市全域から会員が集まってきます。5歳の幼児から70歳代まで70人ほどの会員がいます。
先日は、岐阜早田太鼓の会創立20周年を記念して、長良川国際会議場のホールを借り切って演奏会を開き、300人ほどの方に来場いただきました。
来年3月には、ハワイのホノルルで演奏旅行が予定されています。
地域活動として、年間30から40回くらい、各地のイベントに呼ばれて演奏しオープニングを飾っています。10年ほど前には、天皇・皇后両陛下の前で演奏し感激したこともあります。
また、イベントに出席されている市長さんや議員さん、地域の名士といった来賓の方々から“ねぎらいの言葉”をかけていただけるのも嬉しいですね。
―――あなたを魅了する太鼓の魅力はどこにありますか。
太鼓は打っていて身体に響くのが心地良いですね。身体全体を使って表現するのが魅力です。自分なりの表現を考え、どれだけ大きく見せるかパフォーマンスも工夫しながら演奏するということに、大きな達成感を感じます。
それを味わえれば厳しい練習も耐えていけます。手に血まめができるほど練習しますが、それでも練習を休むわけにはいかないので、テーピングして更に練習します。バチに血がついたりするのは日常茶飯事です。
しかし、一つのものをみんなで作り上げていく連帯感が素晴らしいですね。家族のような一体感があります。ここまで続けてきたのは、太鼓そのものの魅力もありますが、太鼓を通して大勢の人と触れ合えたのも魅力の一つです。
―――大学では、陸上競技部に所属して活躍されていますね。
高校では水泳部、中学ではテニス部で活動してきました。スポーツは大好きです。大学に入り新しいことに挑戦してみたいと思い入部しました。部では、100m、200m、400mと短距離に取り組んでいます。
140人ほどの部員のうち、女子は10数名と少数派ですので、男子と同じメニューをこなします。辛い反面、勉強や刺激を受けます。今年は自己ベスト記録を更新しています。
自分から進んで部活動に参加してメンタル面でも強くなったと思いますし、新しい自分が見つけられ、陸上競技部に入ってよかったです。
―――太鼓の練習やイベントへの出演だけでも忙しいのに、陸上競技部にも入り、さらに茶華道もやっているのですか。
はい、祖母が茶道の教室で師範として教えており、私も幼稚園の頃から、お茶を点てたり、いけばなをしたりしてきました。日本の伝統文化に触れるという高尚なものではなく、ただ、お点前をしたり、お花を生けたりしていると、不思議と心が落ち着くのです。
太鼓と同じで、もって生まれた日本人としてのDNAが惹かれるのかもしれませんね。
―――鷲見さんの座右の銘は何ですか。
「一期一会」です。その時、その時の人とのかかわりといった一生に一度の出会いを大切にしたい。
自分から心を開いて、人との出会いを大切に生きていきたいと願っています。
―――鷲見さんの今後の抱負、目標を聞かせてください。
夢は、スポーツトレーナーになることです。自分がいろいろなスポーツに取り組み、素人でも楽しくできることを体験しました。
仕事を通して、一人でも多くの人にスポーツの楽しさを伝えたいです。そのためには、今、スポーツ経営学科でしっかり学ぶとともに、身体を鍛え、資格を取って夢を実現したいと思っています。










